注文住宅福岡市西区 Y邸

家づくりのプロセスを楽しまないともったいない。随所にこだわって快適な住まいになりました。

福岡市西区 Y邸 
夫 35歳 / 妻 30歳 /お子さん ・長女 8歳・長男 0歳

若いスタッフが多く、気兼ねなく相談できました。友達の設計士と一緒に建てた、という感覚です。

家づくりで苦労されたことは?

(ご主人)まずは土地探しですね。ずいぶんあちこち探しました。疲れて嫌になるくらい(笑)。もともとどこか特定の土地に住みたいという思いはなくて、できれば地下鉄沿線がいいなぁという程度で、空港前や3号線沿い、西方面ではJR筑肥線方面まで探しました。マキハウスも一緒に探してくださり、一日数物件ずつ回りましたね。この土地はたまたま見つかったんです。駅から10分と近く、通勤にも便利なので決めました。
(奥様)10月に土地探しを始めて、12月に土地契約して、年末に最初の家のプランの打ち合わせをして、翌年1月にプランを出してもらって。考えたら意外に土地探しには時間はかかってないんですよね。
(ご主人)でも内容が濃かったよね。土地が決まるまでずーっと毎日、土地のことばかり考えていました(笑)。週末のたびに探しに行って。

マキハウスを選んだきっかけは?

(奥様)私の職場の先輩が2人、マキハウスで注文住宅を建てておられて、お1人の方の家にたまたま夫婦で遊びに行ったら、すごく素敵なお住まいだったんです。最初は「一戸建ては掃除や庭の管理がたいへんだし、私の手に負えるかな」と心配で、できればマンションの方がいいと思っていたんですが、そのときに一戸建てに少し心が動きました。それからもう1人の先輩のおうちにも遊びに行ったら、やっぱり素敵で、今度は大きく心が動いて・・・。上のお姉ちゃんがもうすぐ小学校に上がるし、そろそろ真剣に家を考えようかなということになり、具体的に動き始めたんです。
(ご主人)それで、マキハウスのショールームに行ったら、初日にいきなり眞木社長がおられたんです。初対面なのにご自分の家への思いを熱く語ってくださって、とても楽しかったです。こんな社長、他にはいないなと。
(奥様)スタッフの方々も若い方が多く、緊張せずに話せました。マキハウスだけでなく、何軒か住宅展示場も見に行ったんですけど、がちがちの営業マンっていう感じの人が応対してくださって、すごい勢いで攻めて来られるので、少し引いてたんです(笑)。その点マキハウスは肩が凝る感じは全然なく、わからないことも気兼ねなく聞けました、その辺りがすごく良かった。

住まいについて、最初どんなご要望をなさったんですか?

(ご主人)週末には友人や後輩が遊びに来るんです。以前住んでいた狭いマンションにもいつも5〜6人、多いときは10人くらい集まって、お酒を飲んだり、食事したり。それで、お客さんが来てもゆったりくつろげる家にしたいなと思っていました。それと子どもたちが自分の部屋に行く前に、必ずリビングを通っていくようにしたかったですね。リビングはできるだけ広くして、家族や友人たちと楽しむ空間にしたいなと。
(奥様)最初にお伝えしたのはそれくらいかな。その後プランが出てきて、細かいところはそれから打ち合わせしました。最初は家全体のイメージ、コンセプトを話して、次は間取りや動線をどうするかなど。いろいろ紆余曲折しましたね。年齢が近い設計士さんにめぐり合えたというのも良かったです。私と同い年だったんで、遠慮せずにいろいろ相談できました。
(ご主人)他の住宅メーカーさんは「お客さまとサービス提供者」っていう感じがして少し敷居が高い気がしましたが、マキハウスの場合はそういう感じはまったくなく、友達の設計士さんに設計してもらったという感覚でしたね。

間取り、動線、床、収納・・・。いろいろな家を見てまわって参考にしました。

間取りや仕様決めはいかがでしたか?

(ご主人)間取りはものすごく考えましたね。「こうがいいかな、ああがいいかな」と、最初のプランが上がる前からずっと考えて、パソコン使って描いて、それを持って行って設計士さんに相談したりしました。最終的にこの間取りが決まったときにはガッツポーズが出ましたよ(笑)。はまった!って感じで。
(奥様)そうそう、達成感がありましたね。家についての最初の打ち合わせが年末で、年明けにプランが出るってことでしたので、正月中、主人は家のことをずーっと考えていましたね(笑)。
(ご主人)なんでも集中して決めないと、もやもやしてダメなんですよね。ほったらかしができない(笑)。
(奥様)私がいちばんこだわったのは、キッチンとバスルームの動線の一連の流れを確保するということ。そこはとても考えましたね。
(ご主人)あとは吹き抜けでしょうか。せっかくの一戸建てだから、やっぱり吹き抜けがあった方がいいですよね。マンションと違うところはそういう部分だと思います。吹き抜け部分をかなり広く取ったので、梁を強化していただきました。
(奥様)梁がすごく大きかった! 棟上げのときに初めて梁を見て、その大きさにびっくりしました。

マキハウスの家展も見に行かれたんですか?

(ご主人)カーサキューブ、カーサソーレ、眞木社長の家や、設計士さんの家など、たくさん見ました。見ているうちに、「この素材はいいな」「あの間取りが良かった」と、だんだん構想が固まっていきました。
(奥様)マキハウスの家だけではなく、あちこちの住宅展示場をまわりました。それがすごく勉強になりましたね。床とか、壁とか、そういったデザインはマキハウスが絶対いいっていう信頼があったんで、それはお任せして、他の展示場では主に収納や動線の工夫などを見ていきました。そこからちょっとしたアイデアを取り入れたりしましたよ。
(ご主人)住宅展示場の家には「耐震性が高い」とか、「断熱がしっかりしている」とか、それぞれコンセプトがあって、「なるほど。そういえばマキハウスの家ってどうなんだろう?」と思って、マキハウスの設計士さんに聞いたりもしました。そしたら、耐震性も断熱性も「そんなことは当たり前ですよ」という答えが返ってきて、「あ、そうなんですか」と(笑)。
(奥様)マキハウスって、デザインとかカッコよさが売りなのかなと思いきや、構造的にも機能的にもしっかりしているんですよね。
(ご主人)どれも妥協してないし、その上にデザインも良いという家がマキハウスの家なんだなと再確認しました。私は「かっこいい家」を求めていたわけではなく、機能や使いやすさにお金を使うべきだと思っていました。でもマキハウスと打ち合わせしていくうちに、デザインっていうのは見た目だけじゃなく、機能も合わせたものがデザインだと気づきましたね。かっこよさも大事なんだなと思うようになりました。

家が違うだけでストレスがなくなるなんて、家のチカラってすごいですね。

細かい部分ではどんなところにこだわったんですか?

(奥様)洗面所の収納を造り付けにしていただいたのが良かったです。日常使っているもの、収納したいものを考えて、引き出しの上は何センチ、真ん中は何センチと、細かく測りました。ここがいちばん悩んだかもしれませんね。家事室もすごく良かった。アイロンがけひとつにしても、アイロン台の高さを何センチにしたらいいかなど、私が使いやすいように私の身長に合わせてわざわざ測りました。槇社長の家の洗面所がこんな感じだったんですよ。それがすごくいいなと思って、絶対真似しよう!と。
(ご主人)うちでは洗濯物は外には干さないんですよ。乾燥機付きの浴室にして、家事室に洗濯物干しも設置して、洗濯が全部この場所で完結できるようにしました。
(奥様)洗濯ってひとことで言うけれど、洗濯して、干して、畳んで、収納するというように、さまざまな作業がありますよね。以前のマンションでは、その作業する場所が全部違っていたし、私、洗濯がずっとストレスだったんです。いまその作業が1つの場所でいっぺんにできて、そのストレスがなくなりました。やっている作業は変わらないのに、家が変わっただけでストレスが解消できるなんて、家のチカラってすごいですね。

キッチンはいかがですか?

(奥様)キッチンもとても使いやすいです。住宅設備メーカーのシステムキッチンで、高さのあるものを選び、レンジフードだけマキハウスに頼んだ外国製のものを付けました。
(ご主人)レンジフードをかえただけで、全部洗練されたデザインに見えるから不思議ですね。キッチン、お風呂、トイレを同じ設備メーカーで選んだんですが、設計士さんが一緒についてきてくれて、コーディネイトなどアドバイスをしてくださったのでありがたかったです。
(奥様)キッチンと洗面・バスが近いので、子どもがお風呂に入っているときにキッチンにいても安心。それと、キッチンバックの収納力は魅力ですね。以前使っていた食器棚をキッチンバック収納に入れ込めるよう設計していただいたんですよ。ぴったりはまっています。
(ご主人)はまりすぎて、引越し屋さんが入れるのに苦労されてました(笑)。
(奥様)この家になって、本当に快適に過ごせています。考えて造っただけあったなぁと実感しています。

お家が広いとお掃除がたいへんでは?

(ご主人)ルンバを買ったんです。ドアさえ開けておけば、全部ルンバがやってくれる(笑)。ルンバにはぴったりの家ですね。
(奥様)設計士さんから「寝室はカーペットにした方がいいですよ」というアドバイスがあって、寝室をカーペットにしたんですが、それも良かったですね。埃が目立たず、お掃除を多少さぼってもOK(笑)。足音も響きませんし。
(ご主人)寝室はウォークインクローゼットも含めて11・5畳大。壁にこだわりましたね。ホテルのような雰囲気にしたいと思い、いろいろなホテルのホームページをチェックしたりしました。一面をアクセントウォールにし、間接照明にしたおかげで、とても落ち着く空間ができあがりました。それと、新しく購入したベッドが正解でした!マキハウスのおすすめのマットレスを購入したのですが、寝心地が最高です。

玄関横のクローゼットは「隠し部屋」です。これから家を建てる人にはぜひおすすめしたい。

リビングの床、幅広でいい色ですね。

(奥様)床暖房用の床で、三層構造になっていて、いちばん上が無垢板なんです。無垢材は本当に気持ちがいい。裸足になりたくなりますね。
(ご主人)少し値が張ったのですが、槇社長の家でこの床を見てしまって、すごく良くて、もうこの床以外考えられなかったですね。2階の床と階段は赤みのあるチーク材を採用しました。床板についてもすごく勉強しました。設計士さんにもいろいろ教えていただいて、そしたらいろいろ使いたい板が出てきまして(笑)。
(奥様)床板のサンプルだけを見てもよくわからないので、その床板を使っている住宅展示場がないか探したりしました。住宅展示場では使っている素材などをネットで紹介しているんですよ
(ご主人)けれど、この三層構造の床は住宅展示場にはなかったですね。それと、ソファにもこだわったかな。
(奥様)主人がソファについても勉強し始めて、たいへんでしたよ。まさかこんな大きいソファを買う羽目になるとは(笑)。
(ご主人)性格上調べないとね。だいぶん調べて探した結果これがいいなと。せっかく大きなリビングにしたんで、大きなソファが欲しかったんです。遊びに来る友達もくつろいでいますよ。私もついそこで寝てしまって、怒られています(笑)。

玄関横に大きなクローゼットがあるんですね。

(奥様)ここは隠し部屋でもあるんですよ(笑)。洋服だけでなく、いろいろ置けて便利ですよ。玄関前なので出かける前に着替えることができますし、帰ってきても2階の寝室に上がらなくて済みます。これから家を建てる人には、この「隠し部屋」をぜひ作ってほしい!
(ご主人)これは本当に便利です。帰ってきてスーツを脱いでかけて、すぐにリビングでくつろぐことができます。玄関にも大きな収納を造りました。スキーやスキューバと、夫婦の趣味がけっこう多くて、そういった道具を置いているんですが、すぐにいっぱいになりました。もう少し大きくしておけばよかったかなぁ。
(奥様)トイレ横の収納も便利ですよ。収納の前に電気が欲しいなと思って、つけていただきました。以前のマンションにもちょっとした収納があったんですが、電気がなかったので、夜は出したいものが出せなかったんです。懐中電灯持ち出したりして(笑)。こうした細かいアイデアは、マキハウスの家だけでなく、住宅展示場や、家を建てた友人の家などをこまめに見に行ったことなどが功を奏しましたね。

家が完成したとき、「もう終わっちゃったの?」と。家づくりは本当に楽しかった!

電球は全部LEDにされているんですね。

(奥様)今はあたたかい雰囲気のLED電球があるんですね。すごくいい感じですよ。オール電化にしたのに、電気代も前のマンションのときとそんなに変わらないので驚いています。以前はこれに加えてガス代もかかってたんですよね。エアコンは業務用のものを天井に取り付けました。冷えるのも早くて、とっても快適です。家自体の断熱がしっかりしているので、夏場も午前中はエアコンをつけなくてもいいんですよ。24時間換気システムがついていますし、夏は窓を開けずに締め切ったまま過ごす方がいいみたいです。
(ご主人)昼間の明るさについては、隣にマンションがあったんで「暗いかな」と心配していましたが、全然そんな心配はなく、とても明るいです。

2階にはスタディルームがあるんですね。子ども部屋は10畳大以上ありそうですね。

(奥様)子どもはすぐ大きくなりますし、そんなに長期間子ども部屋って使わないと思うんです。せいぜい10年前後でしょうか。できたら満足の行く部屋を作ってあげたいなと思いました。
(ご主人)今はまだ下の男の子が小さいですが、大きくなったら将来子ども部屋を仕切れるようにと考えました。5.5畳ずつくらいですかね。2階にも洗面台とトイレを作ったのが良かったです。子どももまだ小さいので、夜、下に降りて行くのも心配ですし。子どもたちが大きくなったら、洗面所の取り合いになるでしょうし、洗面台が2つあると安心ですね。

本当に快適な家を追求しておられるんですね。でも、家造りはたいへんだったでしょう?

(ご主人)いいえ、家づくりはめちゃくちゃ楽しかったですよ! せっかく家を建てるのに、そのプロセスを味わわないともったいないですよ。
(奥様)ある意味、完成したときがいちばんテンション下がったよね(笑)。「もう終わっちゃったの?」って感じで。
(ご主人)1つのことをどうするか悩んで、「よし、これだ!」と決めて行って、その乗り越えていく過程が面白かった。完成したものを見るのはもちろんうれしいけど、8割くらいかな。2割くらいはさみしい(笑)。
(奥様)私も楽しかったです。でも主人がこだわりすぎて、「やっぱりこっちにする」って言うんです。「え?先週あっちがいいって言ったじゃん!」と(笑)。ものすごい勉強するんで、ついていくのに大変でした。
(ご主人)友達にもマキハウスで建ててもらいたいんだけどなぁ。そしたら口出したいんですよ。そうすると、家づくりにまた参加できる(笑)。宝くじ当たったら、もう一軒造りたい。次は別荘かなぁ。趣味を楽しむ家を造りたいですね。