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2022/06/16

家族の健康を守る断熱のはなし

失敗しない家造り





UA値
UA値とは、外皮平均熱貫流率のことを言います。
と言われてもなんのことやらですよね。簡単な下の図をご覧ください。
外皮というのは、ざっくり言うと家の表層。
熱貫流というのはその外皮を通って、家の中から外へ逃げる熱のことです。
UA値は、値が小さいほど熱が逃げにくく、
省エネルギー性能が高いことを示します。



​​​​​C値
C値とは、相当すき間面積のことを言います。
平たく言うと家に隙間がどのくらいあるかを表示しています。
なので隙間の値が少ないほど、隙間のない家ということになります。



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UA値の基準
大きく3つの基準

⚫省エネ基準(断熱等級4:最高等級)
2020年に完全義務化になる予定だった基準で、
断熱基準は「UA値0.87以下」となっています。

⚫ZEH(ゼッチ)基準
太陽光発電をつけて、発電エネルギー=消費エネルギーを目指そうとする基準。
ZEHで満たすべき項目はたくさんありますが、
断熱性能の基準は省エネ基準より、厳しい「UA値0.6以下」です。

⚫HEAT20 (G1・G2・G3)
現在のところ一番水準が高い基準です。
断熱性能の基準は、G1基準で「UA値0.56以下」、G2基準で「UA値で0.46以下」、
G3基準で「UA値0.26以下」です。


⚫基準別UA値表
前述したそれぞれの基準にしたがって年間の温度や、
地域の特性によって区分された【地域区分】によって推奨されるUA値を
あらわしたものです。


⚫地域区分

断熱の問題は、家族の健康に直結するものです。
満たすべき基準を把握して、家族の健康を守る家をつくりたいですね。

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マキハウスでは
そんな設計のことも含めた
家づくりのご相談を承ります


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