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2015/02/03

究極にシンプルな建築 <バルセロナ・パビリオン>

マキハウスデザインの旅

シンプルで洗練された外観や内部空間は
マキハウスが最も得意とするところですが、
それを極限まで突き詰めた作品として有名なのが
今回ご紹介するバルセロナ・パビリオンです。




この作品は、
1929年に開催されたバルセロナ博覧会のドイツ館として
ミース・ファン・デル・ローエにより設計されました。

8本の鉄骨柱で屋根スラブを支持していて、
水平と垂直の極めて単純な構成と
装飾を一切排除した極限性が最大の特徴です。




内外にはふんだんに大理石が張り巡らされていますが、
そのマーブル調の表情が
無機質な空間において一層際立っています。




また館内にはミース自身がデザインした、
バルセロナチェアもひっそりと佇んでいます。




サグラダ・ファミリアに代表される
ガウディ建築が溢れているバルセロナにあって、
抽象絵画のようなこの作品は
ミースの意気込みに溢れていてとても存在感があります。

これ以降ミース自身の布石となったに止まらず、
今日でも様々な建築物の源流となっています。


 

 マキハウスでは、

さまざまな建築の知識をもったスタッフによる

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