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2018/10/22

リノベーションだからできる!理想のキッチンレイアウト

リノベーションだから、できる

「リノベーション」という言葉が一般的にも認知されるようになりましたが、私たちが考えるリノベーションとは、単純なリフォームとは違って設備や内装を新しくするだけでなく、住空間に新たな付加価値を与えライフスタイルそのものを新しくすることです。そして、そのためのステージの一つとして大きく位置づけられるのがキッチンです。これまでの日本の住宅ではカウンタータイプの半独立型キッチンや壁付けのキッチンが一般的でしたが、最近の新築マンションでは対面型のキッチンが主流になってきました。リノベーションでは新築マンションよりももっと自由にキッチンをレイアウトすることができます。自分のライフスタイルや希望に合わせてキッチンを理想的にデザインできるのは、リノベーションならでは。そんなリノベーションでしかできないキッチンのレイアウトをご紹介します。

アイランドキッチン

シンクとコンロの調理スペースが壁から離れていて島(アイランド)のように配置されているのがアイランドキッチンです。壁にくっついていないため、キッチンの左右両側から行き来できる非常に動きやすい動線が特徴です。リビング側とのコミュニケーションが取りやすく、大人数でキッチンを囲んでのホームパーティに適したレイアウトです。家族や友人と会話しながら作業ができる、子供の様子が分かる、というのがアイランドキッチンをはじめオープン型キッチンの最大のメリットです。デメリットとしては、左右の動線を確保しなければならないのである程度の広さが必要なこと、また生活する上ではリビングからキッチンが丸見えになってしまうので常にすっきりときれいな状態を保っていなければならないということ、そしてキッチンの匂いがリビングに広がりやすい、水はねや油はねが気になりやすいというがあります。

アイランドキッチン4

アイランドキッチン1

アイランドキッチン3

アイランドキッチン6

■アイランドキッチン

■アイランドキッチン こんな方におすすめ

・リビングダイニングキッチンを広々と一つの空間で使いたい方

・キッチンからリビングを見渡したい方

・ホームパーティが好きな方

・キッチンのお掃除が苦じゃない方

ペニンシュラキッチン

キッチンの片側が壁にくっついているのをペニンシュラキッチンといいます。ペニンシュラとは英語で「半島」のことを言いますので、そのように呼ばれています。アイランドキッチンと同じく対面型ですので開放感があり、また片側が壁付けですのでレイアウト上それほど広さを確保する必要がないため、アイランドキッチンに比べて間取りの制約が少なく取り入れやすいのが特徴です。デメリットは、アイランドキッチンと同じくキッチンが丸見えになってしまうということ、またキッチン上部に吊戸棚が付けられないので収納量が減ってしまうことなどです。

ペニンシュラキッチン1

ペニンシュラキッチン3

ペニンシュラキッチン2

 

■ペニンシュラキッチン

■ペニンシュラキッチン こんな方におすすめ

・対面型キッチンの開放感がほしい方

・アイランドキッチンほどオープンにはしたくない方

セミオープンキッチン

対面式のオープンキッチンだと手元が見えてしまうというデメリットを補うため、キッチン全面に少し壁を立ち上げてキッチンの手元を隠すというスタイルで、マキハウスのリノベーションではよく使うレイアウトの一つです。リビングとダイニングの間を部分的に仕切っているだけですのでオープンキッチンのようにリビングを見渡すことができる一方、全面のカウンターでキッチンの中を隠すこともできます。また油はねや水はねも気になりません。リビングとのつながりはほしいけれどキッチンの散らかりが気になるという方におすすめです。しかしながら、その分キッチンの開放感は半減してしまいます。

半オープン型キッチン3

半オープン型キッチン1

半オープン型キッチン4

■半オープン型キッチン

■セミオープンキッチン こんな方におすすめ

・対面型キッチンの開放感はほしいが、キッチンの手元は隠していたい方

・オープンすぎない方がお好きな方

L型キッチン

シンクとコンロがL字型に配置されているのがL型キッチンです。身体の向きを変えるだけでシンクとコンロを使うことができ、調理中の無駄な動きを少なくすることができます。一見狭そうですが家事動線はいいタイプのキッチンです。キッチン本体や吊戸棚のコーナー部分はデッドスペースになりがちだったり使いにくかったりするので、収納に注意が必要です。向きは壁側ですので、集中して料理をすることができます。

L字型キッチン

■L字型キッチン

■L型キッチン こんな方におすすめ

・作業時の無駄な動きを少なくしたい方

・作業スペースを多く確保したい方

・少しだけこもって作業がしたい方

Ⅱ型キッチン

シンクとコンロが別々のキッチン台に取り付けられており、それぞれのキッチン台が2列に平行に並んでいるタイプのキッチンをⅡ型キッチンといいます。シンクとコンロが2つのキッチンカウンターに分かれているため、それぞれに十分な作業スペースを確保することができ、効率よく調理作業を進めることができます。またシンクからコンロへ、コンロからシンクへという動きが「振り返る」動作だけで済むために無駄な動きを省くことができ、より作業効率をアップさせることができます。コンロと‎シンクが別のキッチン台に離れているため、濡れた野菜などを別のキッチン台へ移動する時に水が床へ垂れてしまうというデメリットが挙げられます。

■Ⅱ型キッチン こんな方におすすめ

・作業時の無駄な動きを少なくしたい方

・キッチンスペースに幅を取りたくない方

壁付けキッチン

リビングダイニングの一区画にキッチンがあり、壁に向かって設置されている昔からよく見られるスタイルのキッチンです。壁付けのためキッチン脇の通路を確保する必要がなく、狭い空間でも設置することができます。壁に向かって立って作業するのでリビングやダイニング側とはコミュニケーションが取りにくく、シンクやコンロがリビングから丸見えになって生活感が出やすくなるというデメリットがあります。上部には吊戸棚を設置することができるので対面型キッチンよりも収納スペースを多く確保することができます。

壁付けキッチン3

壁付けキッチン1

壁付けキッチン4

■壁付けキッチン

■壁付けキッチン こんな方におすすめ

・キッチン以外のスペースをできるだけ多く確保したい方

・吊戸棚を幅広く設置して収納スペースを確保したい方

独立型キッチン

リビングダイニングとは区切られた壁に囲まれたスペースにあり、完全に独立したタイプのキッチンを独立型キッチンといいます。壁付けキッチン同様こちらも昔からよく見られるタイプのキッチンです。キッチンとして独立した空間にあるため、キッチンのにおいや散らかり具合が気にならず、プライベートな空間として区別することができます。また料理に集中することができ、効率的に作業ができます。孤立していてリビングダイニングの様子が分かりづらいというデメリットがあります。

独立型キッチン1

独立型キッチン2

■独立型キッチン

■独立型キッチン こんな方におすすめ

・集中して料理をしたい方

・キッチンの匂いがリビングダイニングに広がるのが気になる方

・キッチンを見せたくない方

キッチンのレイアウトはこのようにたくさんあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。上記に掲載している写真は全てマキハウスのリノベーションの実例写真です。リノベーションではその中から自分に合ったスタイルのキッチンを選ぶことができますので、理想のキッチンを実現することができます。新築マンションではかなわない理想のキッチンレイアウトを、リノベーションで実現させましょう。

 

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