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2014/05/09

俵屋旅館に学ぶ、心地よさ。

エトセトラ

京都に、日本を代表する旅館、俵屋があります。

創業300余年の歴史のなかで、積み重ねられてきた
お客様をもてなす心を、あじあわせていただくことができます。

なんと、あのスティーブジョブズもお気に入りだったという旅館です。
今回は、その俵屋旅館のおもてなしのほんの一部をご紹介します。
部屋に着き、まず上着をかける。
そこにはほのかに香る、香り袋がさげてありました。床の間、季節によって表情がかわり、季節の移ろいが表現されています。外に出るため靴を履こうとすれば、そこには、ピカピカに磨かれたの靴。
履いてみるとなんと、程よく温かく暖めたられていました。
檜のお風呂です。
ふたの下には、なみなみのお湯が隙間なく張ってあります。
それは、お客様がいつお風呂にはいっても、温かいお風呂で体を癒せるよう
お湯をさめにくくする工夫です。
お風呂には、常に温度計がおいてあります。
隣の金色のパッケージは、オリジナルの石けん!
とても、泡立ちがいいんです。
と、一部ですが、おもてなしのご紹介でした。

「働く」の語源は、「傍らく」ともいわれています。
つまり「傍(かたわ)らを楽にする」
自分のまわり(傍ら)の人たちを楽にするために動くこと 。
そんな、働くことの原点に、改めて触れることのできる
すばらしい旅館です。

私たちも、その原点のために働きたいと
常に考えています。