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2015/01/19

住まいの快適さを追求する「動線から考える」 - 基本編

住まいの快適さを追求する

年明一回目の『動線から考える』なので初心に帰り、
そもそも動線って何を考えたらよいかをもう一度整理したいと思います。

動線は字の如く人や物の動く経路を線であらわしたものです。

家を建てる上でデザインもさることながら、
この動線がきちんと順序立てて整理されていないと、
その動線は複雑で尚且つ長くなります。

機能性を考えれば、シンプルで短いものが理想です。

家に帰宅した時の動線として1つのケーススタディとして、
買物帰りの奥様が帰宅した設定にしましょう。

この場合、如何にして家事にすぐ移行できるようにするかも
プラン次第になります。

■家事移行までの流れ:

1 玄関で靴やコートを脱ぐ

2 買い物をしたものを仕舞う

3 部屋着に着替える、手を洗う

4 洗濯もしくは夕飯の用意など

1 ~ 4の部分の流れは大きく変わらないかと思いますが、

これに皆様のご自宅の間取りは対応していますか?

以下は昨年古賀市美明で展開していたCASA SMARTの玄関からウォークスルークロゼットです。(番号①、②の動線に対応)

そしてある程度仕舞ったら、外で汚れた服から部屋着に着替え手を洗います。
(番号③、④に対応:ここで家事室や脱衣室、手洗いパントリーへとつながります。

如何でしょうか?

マンションでも戸建でも、
それぞれの部屋に必ずしも大きい収納があれば良いというわけではなく、
動線を考え収納スペース(ボリューム含め)や家事室などのスペースを設けると、
もっと使い勝手のいい家になると思います。

動線は間取りを考える上で、
機能的になるかどうかの1つの判断材料になり得ると思いますので、
弊社のつくる家づくりを一度ご覧になってみては如何でしょうか。