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2016/04/23

今年も大盛況!ミラノサローネ2016

マキハウスデザインの旅

インテリア業界が一年で一番盛り上がるのが、毎年4月にイタリア・ミラノで開催される「ミラノサローネ」。世界最大規模の家具見本市です。家具やキッチン・オフィス等のインテリアデザインにおける世界最大規模の国際見本市と、ミラノ市街各所で行われるメーカーやデザイナーの展示会や展覧会等をあわせてミラノサローネと呼ばれており、ヨーロッパ中のメーカーやデザイナーが一同に会し、その年のデザイン・トレンドがいち早く発信されます。世界中から多くの業界関係者が訪れ、今年も4月12日~17日の6日間で160カ国以上約37万人の来場者数と大盛況だったようです。

リノベーションカーサからは残念ながら今年はスタッフの視察はありませんでしたが、一昨年は代表して1名が視察に行き、そこで見て学んだ様々なデザインをいち早くリノベーションのデザインに取り入れました。

家具の展示だけでなく様々なインスタレーションも毎年注目を浴びていますが、今年はパナソニックの「空間の発明」をテーマにしたインスタレーションが「ピープルズチョイス賞」を受賞したそうです。

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家電で培った映像・音響・照明・空調などのテクノロジーによって、さまざまな空間の未知なる可能性や魅力を引き出し、訪れた世界中の人々を驚かせたそうです。

http://news.panasonic.com/jp/milanosalone2016.html

日本の家具メーカーからは、飛騨産業やマルニ木工、福岡発のリッツウェルも出展。また、キッチンの展示「エウロクチーナ」にはアジアの企業で初めてサンワカンパニーが出展したとのこと。ヨーロッパが中心のインテリア業界ですが、アジアブランドも年々注目を集めています。

今年の11月には中国・上海で第1回上海サローネが開催されるとのこと。4000平方メートルの上海エキシビションセンターで世界トップクラスのイタリア家具とデザインが展示されるそうです。メゾンエオブジェもアジアで開催されるようになりましたし、ヨーロッパのデザインがより身近なものとなりつつあります。