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2018/03/09
SHISEIDO THE STORE、デザインの力
リノベーションだから、できる1月に銀座にオープンした資生堂の総合美容施設、「SHISEIDO THE STORE」。これまで資生堂が長きに渡って培ってきた技術、ブランドを体現できる空間として話題になっています。デザインを手がけたのは、佐藤オオキ氏率いるnendoと同じく様々なデザイン事業を展開しているonndoです。
資生堂のマークといえばこの花椿。この有名なロゴが、床や照明器具、壁、展示ブース、オリジナルのミラーなど、様々なところにデザインされ、資生堂の圧倒的なブランド力を感じずにはいられない空間になっています。
中でも目を引いたのがこの家具のつまみのデザイン。
こんなに細かい部分にまで花椿がデザインされています。しかも使いやすそう。家具の天板の石の「高級感」と白木の「日本らしさ」がまさに資生堂のイメージですが、そこにさらにブランドを象徴するデザインがあしらわれており、デザイナーのこだわりを感じました。
日本を代表する化粧品ブランドと、そのブランド力を最大限に表現する空間デザイン。圧倒的な力を感じます。