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2008/04/12

木の家に住むことを勉強する本

オススメの逸品

食事をする時、「いただきます」と言います。それは単なるあいさつではなく食事を作った人、食材を育てた人、食材が育った大地や自然環境に感謝を込めた「ありがとう」という意味なのだと子供の頃に教わりますね!!

それは木造住宅にも当てはまることです。家を造る人、材料になる木、木が育った森・・・・・について、形あるもの全てに共通することですが、なかなか普段意識することはありません。

この本は、木の家に住むことの素晴らしさを教えてくれ、「ただいま」という言葉に「ありがとう」という意味を込めたくなる一冊です。

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国土の3分の2も森林で覆われている日本ですが、世界でのECO活動が盛んな今、木の家に住むことを勉強するのは大切なこと。

・森づくり、森で生きる人などのマクロな視点。・木の図鑑、木材の科学などのミクロな視点。・木を相手に仕事をする建築家や棟梁の仕事ぶり。・構造体の名称や木の値段。

など、木の家の実例も含め写真やイラストをふんだんに使った木と家に関心を寄せる人がいつも手元に置いておきたい一冊です。