ブログ

2016/09/06

住まいの常識を疑った結果、登場した屋上リビング

豊かに暮らすということ

「LDKはひとつの空間であるべき」というこれまでの常識。

その常識は本当にそうなのかと、疑うことから、新しい快適空間への挑戦が生れると常に考えています。都心に建つ住宅に屋上リビングを提案したのもその一例です。結果的にかなりテンションが上がり、動きのある空間になりました。

DT3Q6811

遊びに行って「ここリビングだから」と案内されたら「おっ! 素敵!」っていう気分になりませんか? 見上げると空、外の空気を感じるくつろぎの空間の気持ちいいこと。

家を建てたいという方にリビングルームへの要望をお聞きすると、「リビングは広ければ広いほどいい」「明るい吹き抜けなどで広く見える工夫をしてほしい」「リビングから外の空気を感じたい」という声が必ずあがります。

そこで考えたのが屋上リビング。

屋上リビングなら、空までの吹き抜け、そよ吹く緑の風、この上ない爽やかな空間が広がります。仲間を集めてビアガーデン・パーティーを楽しむなんて最高に楽しそうですよね。午後のティータイムを友人と過ごすひとときや、ひとり静かに楽しむ読書も気持ちよさそうです。

家具は雨に濡れても大丈夫な、ガーデンに使われるものです。

屋上を有効利用して、心地よいスペースを生み出したリビング。住まう人の暮らしに楽しいシーンや心豊かな時間をつくってくれます。

実は、この屋上リビング、2階建住宅の真ん中に設けた吹き抜け部分を利用した設計になっていて、下は駐車場、横はダイニングという位置にあります。

2階に設けたダイニングからの続きの外空間になっているので、キッチン・ダイニングからの動線もとてもスムーズです。ダイニングと一体になった楽しい接客スペースとして、おおいに活躍してくれそうです。