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2015/03/05

家を建てる時、知っておきたい地鎮祭のこと

失敗しない家造り

地鎮祭とは

地鎮祭とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、
神様に工事の無事や安全や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。(とこしずめのまつり)

建物を建てる土地や土木工事をする土地の氏神様の神主をお招きして地鎮祭を執り行います。
お供え物をし、祝辞をあげ、お祓いをして浄めます。
地鎮祭の日取りは重要です。地鎮祭は慣例的に吉日を選んで行われることが多いいです。

吉日とされるのは、大安、先勝、友引の日です。儀式は、着工1週間位前の午前中が良いです。

井戸撥遺について

建築地に井戸があり使わずに埋めてしまうとき地鎮祭時に水神上げを行います。
水神上げとは、水は命の根元です。その根源を如元なる理由が有れ、埋めるという事に対しては、
それ相応の感謝の意を示さなければなりません。

水のあるところには、神が宿ります。水神は、巳の形を取ります。
白い蛇や黒い蛇が姿を現します。はっきりと姿を現したり、ぼやけた感じで現れる時もあります。

神様の巳神については、ほとんどが戸惑い、驚きの表情を見せ、偶に怒りの表情を見せることもあります。
(神様にとっては、一生懸命守ってあげているのに)という思いもあるのでしょう。

井戸撥遺だけでなく、神様に人間の意思を示すには、正式な儀式(祈願)が必要になります。