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2015/02/05

一目でわかる!家づくりの流れとチェックポイント

失敗しない家造り

家づくりは、土地探しから完成まで長期にわたる一大プロジェクトです。


たくさんの書類のやり取りに始まり、
他にも分割された工事金の支払い【例: 着工金・中間金・最終金】など、
さまざまなスケジュールの中で進めていかなければなりません。

はじめに全体のロードマップを作ってスムーズな家づくりをめざしましょう
家づくりがスタートすると建築家、工務店、ハウスメーカー、銀行等、
色々な人たちと関わりあうので、おおまかなスケジュールを確認し、
カレンダーを作りましょう。

それでは、家づくりの大きな流れを見ていきましょう。

1.土地探し・購入

購入時には必要な書類が沢山あります。

●売買契約書の写し              ●所得証明書

●土地、建物、登記簿謄本           ●印鑑証明書

●土地建物の構図及び地積測量図        ●身分証明書

●住民票等

たくさん書類を用意しないといけません。また、購入費用以外にも支出があります。
例えば、売買契約書の印紙税、所有権移転登記費用、手付金等があります。

チェックポイント

土地は、入念に調べよう。
土地を探すときは地盤の状況や周辺環境等も入念にチェックすること。平日と休日、昼と夜等条件を変えて訪れることも大事である。設計を依頼する会社にチェックしてもらったり、あらかじめ地盤調査を行う事もおすすめします。

2.依頼先を決める(信頼度もチェックする)

相見積やラフプラン等をだしてもらいその内容や対応をチェックすることが大事です。

チェックポイント

施工中の現場は、ショールームとは違いどれだけ綺麗に、
丁寧に施工されているかが一目瞭然でわかります。施工中が汚い現場は、
完成度が低いので施工中の現場を見学することをお勧めします。

3.設計・工事管理契約を結ぶ

契約は、じっくりチェックしよう。

契約書や見積書等は、理解できるまでじっくり読み込んでわからない事は必ず質問して見落としが内容に確認しよう。

4.基本設計は、しっかり打合せが必要

設計者には、要望を具体的に伝え納得がいくまで打合せをおこなおう。
予算調整が必要なときは、要望に優先順位をつけ予算配分にメリハリを
つけることが大事です。

5.実施設計をしっかり最終確認をしよう。

図面から収納・照明・建具の位置・コンセントの位置や数・スイッチの位置などを
読み取り出来上がりの空間をイメージしよう。

6.プラン決定後、今後の予定を施工店とチェックしよう。

実際にプランが決定したら今後の工事のスケジュールや支払い等のタイミングを
しっかり確認しよう。

7.建築確認申請

各種制度の申し込みをおこなう。フラット35、住宅性能表示、
長期優良住宅等申し込みを希望する際は、このタイミングでおこなう、
その後住宅ローンが実際におりるのは、建物の完成後。
(申請の際に必要な書類に関しては事前に聞いておこう)

8.工事の請負契約を結ぶ

工事の請負契約を結ぶときは、契約書や見積書、図面、仕様書等確認する
必要な書類がたくさんあります。理解、納得いくまでしっかり確認しましょう。

9.工事が始まる。(地縄張り・地鎮祭)

工事が始まる前に建物の位置を確認する為に施工会社が地縄張りを行います。
地鎮祭の時に建物の位置・GLなどを確認します。

チェックポイント
地鎮祭後に挨拶回りを忘れずに、施工会社だけで行くケースもあるので相談してみよう。

10.工事着手

施工店から出された基礎工事から完成までの工程表をチェックしながら
現場にはマメに足を運び気になる点は納得がいくまで確認しよう。
配線工事に入るときには、図面と合わせてコンセント、
スイッチ等の位置を確認しよう。暮らしやすさの大きな要素になるので入念に。

現場に入ってからの変更・追加工事は、予算オーバーの原因になりがち、
よく相談してから決断しよう。
変更事項や現場でのやり取りは、その場で必ずメモを取ること。

11.完了検査・竣工検査・引渡し

完了検査とは、建築基準法に沿ってきちんと建てられているかどうかを
確認する検査です。竣工検査とは、最終確認のつもりで仕上がりを施工会社と立会いで
入念にチェックしよう。
後、住設機器の取扱説明は、納得いくまで説明をしてもらいわからないときは、
必ず質問をしましょう。住設機器の保証書や設備の取扱説明書をここで受け取る。

12.引っ越しに合わせて諸手続きをすませよう。

住民票の移転や郵便転送サービスの手続きを行う。
引っ越しの際は、近隣へのあいさつ回りをして晴れやかな新生活のスタートです。

以上、このような流れを、
組んで自分なりのマイホーロードマップを作ってみては、どうでしょうか。