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ドイツキッチンSieMaticが福岡に来た!
エトセトラ11/3にSieMatic福岡サロンがCassina ixc福岡店のショールーム内にオープンいたしました。
Sie Maticは、ドイツの高級キッチンブランドです。
長く日本橋にあったショールームを1年ほど前に南青山に移し、今年札幌にもオープンさせ、この度福岡にオープンとなりました。
今、キッチンは様々な選択ができるようになりました。
ジーマティックのように世界で長年愛される魅力を知り、自身のライ
インターネットなどで色んな情報が得られても、
キッチンは「引いた目線で」
今回のセミナーは、いわゆる営業目線のセミナーではなく、第三者からのプレゼンテーションとなっており、SieMaticだけでなくキッチンのあり方についてもお話があった為、気づかされることが多い大変有意義なものでした。
プレゼンターはREAL KITCHEN&INTERIORのキッチンジャーナリスト、本間美紀さんです。
まず冒頭に、キッチンの新しい選び方についてのお話がありました。
キッチンを選ぶ際、収納やお手入れ、動線など機能的なことばかり話がちだが、そうではない!まずは、もう少し「引いた目線」でキッチンをインテリアとして眺めることからスタートしましょう、というお話でした。つまり、自分らしさをキッチン選びに取り入れ、家族が長く過ごす場所の中核を担うキッチンをいかに心地よいものにするか、ということです。それには目に入るであろう全体の空間のバランスをまず考えねばなりません。それに、オーナー様が何を大切に思われているかをきちん知る必要があります。
キッチンジャーナリストとして様々な方のキッチンに対するお話を聞かれた経験やここ最近の動向として、まず、この「引いた目線」で話をできるプロ、つまり住宅会社の人間や住設メーカーの人間が少ない、ということにがっかりされているケースがあるようです。…確かに、お手入ればかりについて目を光らせてしまっていた自分を反省しました。
景色をオーダーメードする
オーダーキッチンやこだわりのキッチンをお使いのお宅に取材に行かれる際、よく耳にされることがあるそうです。
謙遜されているのか、奥様方は「料理が得意ではない」とおっしゃるのだそうです。…ですが、出てくるお食事は美しいお料理ばかり。つまり、とても凝った創作料理などではないけれども、シンプルで美しい料理が多いのです。
食器や食材にこだわる人が増えてきたのと同時に、盛り付けた料理の背景にまでこだわる人が増えていることを実感されていました。
フォトジェニックの一歩先なのでしょう。写真に撮るわけではないけれども、毎日眺める景色が好きな感じだったら、気持ちが良いですよね。こう考えれば、お手入れよりマテリアルを重要視する、ということは理解ができます。
目から鱗のようなお話でしたが、「目にも美味しい料理」をされる方がキッチンのお手入れよりも見た目にもこだわる、というのは自然な流れのように感じます。
また、収納も多ければ多いほど良い、というものでもなくなっているそうです。断捨離という言葉がよく使われるようになった昨今、自分らしい収納が求められている、とのこと。そうです、ここでも自分らしさを追求することで心地よさは作られるのです。
SieMaticはスケルトンインフィル
さて、本題のSieMaticの話に入っていきます。本間さんは一言で言うと、SieMaticのキッチンは「スケルトンインフィル」のようなキッチンとおっしゃっていました。
外見はドイツキッチンらしくの堅牢でシンプル。建築に寄り添うかたちが特徴です。スタイルとしては、PURE,URBAN,CLASSICという3つの方法があります。
PUREは直線的でモダンなデザイン。URBANは若い人やコミュニケーションの取りやすさを意識したデザイン。CLASSICは、デコラティブな装飾にも寄り添えるデザインです。
それに対して、キッチンの中身は、約一万種のインナーパーツを準備されています。開き扉の内側に通すダボレールはワインを入れても扉が落ちることはない堅牢なつくりとなっています。
インナーパーツに関しては、使い始めてから付け足すことができるというソフトな対応力も「スケルトンインフィル」とおっしゃる一つの理由でしょう。
こちらは、オープン前のお披露目会の様子です。多くの業界関係者がお見えになっていました。
Cassina ixc福岡店の一角にオープンです!ぜひ体感されてみてください。