ブログ
2007/02/10
おさまり
現場レポート職人さん「監督!あそこの納まりはどうするとね?!」
…現場に顔を出すと、毎回聞かれる言葉がこれです。納まりとは何でしょうか?インターネットで検索すると『部材の取合いや取付け具合、仕上がりの程度など、総合的なでき具合』と、出てきました。
家をつくる為にはただ材料を組んでいけばいい訳ではありません。仕上がった時に美しく見えるように。また、より強い構造にするために「納まり」を考えながら組み立てていかなければならないのです。
上の写真はとある現場の吹き抜け部。格子状に見えているのは「胴縁(どうぶち)」や「野縁(のぶち)」といって、枠やボードの下地になるものです。写真で見えている範囲だけでも、天井高さ・サッシ・照明・枠・ケーシング・屋内建具 等の納まりを考えながら大工さんは下地を組んでいます。 外部になるとさらに雨仕舞(あまじまい)といって、外部から水の浸入を防ぐような納まりも考えなければなりません。 このような納まりの集大成で家は建っているのです!