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2013/02/28
餅まき そして その意味
現場レポート本日S様邸が上棟を迎えました。上棟といえば、一節によると平安時代から続くエキサイティングなイベント「餅まき」があります。
しかし、なぜそのイベントは餅そしてお金やお菓子を巻くのでしょう??
調べてみると
「新築の際の建前行事は、その建物のお披露目の意味を込め、また周囲の方々のお祝いの品として家内安全や事業繁栄を願う。その餅の量の多さや集まった人々の多さでその家主の人徳・材料が評価され、後々まで言い伝えられますので、皆が数を競ってその家を盛り上げる。また、その行事に集まった方々とつきあう⇒ご近所づきあいの始まり」
という由来みたいです。なるほど、上棟式での餅まきとは深いイベントです。私も実家が工務店でしたので、よく父に連れられて餅まきに行ったものです。そして、5円には目もくれず50円ばかりを取ってました。
本日の餅まきには、近所の子供たちを中心に30人以上集まってくれました。やはり、エキサイティング!!
すばらしい日本の良い文化ですね。最近は、この上棟式も簡略化されなくすことも多いそうです。1,000年以上も続く、この伝統行事を遺していきたいものです。