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住まいの快適さを追求する「動線から考える」土地選定-方位編
住まいの快適さを追求する年末のバタバタした時期に国政選挙も終わり、クリスマス、
年賀状の用意や大掃除といったイベントが近づいてきました。
今回は土地を選ぶにあたって方位を、動線を踏まえ考えていきたいと思います。
よく不動産情報で『東南角地』という売り言葉を目にします。
風水でも流派によっては東南玄関がいいとされていたりもします。
理由はいろいろだと思いますが、日の当たり方が建物やアプローチに対して
プラスに働き、建物の印象、ひいては住人への印象も変わるからではないでしょうか。
(イタリア:ミラノ ガレリア
建物の形態や装飾によって陰影などをつくり奥深い表情がつくりだすことができます。)
(フランス:パリ カルティエ財団現代美術館 ジャン・ヌーヴェル:設計)
周りの風景にシンクロするようにガラスのファサードとしている)
(チェコ:プラハ 雨上がりの石畳に反射するプラハ城アプローチ)
土地を購入する上で、土地にどういった光が入るかを考え、
その光をどこで受け、それをアプローチする上でどう見せるか、
屋内にはどうやって光を入れるかを考えることは非常に重要かと思います。
東南の角地は今でも、
他の立地条件よりも価格は高いことが多々ありますし、
必ずしもその土地を買えるとも限りません。
ただしプランや窓の配置など様々な工夫をすれば、上記のことはカバーもできます。
その分の費用を土地に回すよりは建物自体に費用をまわした方がよりよいものができるのではないでしょうか。
(イタリア:ローマ パンテオン トップライトによる空間の演出)
CASA CUBEでは天窓を採用することによって、
狭小地でも安定した光の確保ができるように様々な工夫がされています。
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