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散らからない収納アイデアのある家
リノベーションだから、できる昨年お引き渡しをした物件をご紹介します。こだわったのは、「散らからない家」にすること。そのための収納を徹底的に考えました。
快適な家の重要な条件の一つは「収納」です。置き場所のないモノは、「とりあえず」リビングのソファ、廊下、ダイニングテーブルの上などに放置されます。その「とりあえず」が繰り返され、なんとなくそのモノの居場所がそこになり、ソファを狭め、廊下を狭め、ダイニングテーブルを使えなくします。
そして快適性が奪われていきます。
そんなことがそもそも起こってしまわないように、「どこに何をしまうか」を考えながら、「散らからない家」にはどのような収納が必要かを追求しました。
こちらが玄関。帰ってきたらまずこの土間で靴を脱いで・・・
玄関横のこちらのスペースにそれぞれのバッグや鞄を置きます。リビングやダイニングには持ち込みません。外に身につけていくものは全てここに集まっているので、散らからないことはもちろん、出かけるときに、あれどこにいった?というバタバタもなくなります。
玄関横の収納スペースを通ると直接洗面室へと繋がります。ここでうがい、手洗いをしてからリビングへ。家の中の移動に無駄な動きがありません。収納計画と同時に動線計画も考えます。
洗面室と浴室が一体となった空間。可動式の棚板とカゴを上手に使って、洗面と入浴に必要なリネン類や雑貨類を全てここに収納します。
トイレは手洗いカウンターの下を収納に。
廊下と寝室の間にウォークインクローゼットを設けました。
リビングの壁面いっぱいにテレビボードにもなる収納棚を造りました。DVDやCD、生活雑貨等はここへ収納。
キャスター付きの引き出しになっており、使い勝手も抜群です。
リビング横のオープンスペースにもクローゼットを設けました。お布団や季節家電、使う頻度の低いものはここにしまいます。
これはここに、これはあそこに、と、それぞれの物の居場所が決まっていれば、散らかることも物が見当たらなくなることもありません。