ブログ

2008/10/01

PAULOWNIA GIBA

オススメの逸品
20081002-E_01_1.jpg
20081002-H_01.jpg

GIBA(ジバ)は、イタリアと日本を拠点とした複数の若手デザイナーによるエキシビジョンユニットです。今回、GIBAはメンバー共通のルーツである日本の「桐」という素材とその加工技術に出会い、新しい桐家具のプロデュースを行いました。Paulowniaは素材の名前であり、今回のコラボレーションで生まれたアイテムを総称するブランド名です。

20081002-N_02_2.jpg

桐は200年以上も昔から、主に箪笥など日本の伝統的な家具に用いられている木材の一つです。柔軟性・弾力性に富むと同時に軽量で、湿気・乾燥・炎に強く、防虫効果も高いことから、古来より大切な着物や財産を守るために使われてきました。このプロジェクトの作品は、新潟県・加茂箪笥協同組合に加盟する優れた職人の手によるものです。

今回ミラノサローネのサテリテでPAULOWNIAの作品を見てきました。伝統的な桐タンスのイメージとは大きく異なり、とても斬新でした。桐の感触もとてもよかったです。

デザインチャンネルで作品の様子を見る事ができます。