これまで「交通の利便性が高く、身近にふれあえる自然環境も多い地域です」とご紹介いたしました。今回は、そんな人気エリアだからこそ抱えている課題と対策のひとつについてご紹介いたします。

西高宮校区の人口は、約１万６千人。小学校の生徒数は、約９００人とマンモス小学校区です。にぎあいのある地域には、課題もたくさんあり　そのひとつが、防犯・事故に対する安全の確保です。交通の利便性はいいのですが、道路幅員の狭い道路や高低差が極端にある坂道また、見通しが悪い道路など結構あります。(特に急な坂道では、赤いアスファルトになっています）

そんな事情や南区の安全なまちづくりの取り組みとして、下記のような取り組みが行われています。

通学路に対して登下校時間帯は、地域の方が、交替で主要な交差点などに立たれ子供さんへの安全の配慮・指導にあたられておられます。また、ミニパトロールカーで巡回されている光景もよく見かけます。（巡回中を撮りたかったのですが、停車中しか撮れませんでした）

また、先日８月２日に行われた地域の夏祭りでも地域の皆さんが、連携協力しながら警備にあたられたりイベントに協力されていらっしゃいました。もちろん、事故もなく　祭りは盛り上がり無事に終わりました。

こういった地域の取り組みは、このエリアに限らず行われていると思いますが、特に感じるのは、西高宮校区では、住民の積極的参加によって「住み続けたい・魅力ある地域」のための日常活動を感じる事ができます。特に子供を取り巻いている環境には、不安な要素も高まってきているため、安心して育てることができる環境への配慮も　人気校区の理由の要因だと思います。

楽しかった夏休みももう直ぐ終わりです。今年は、福岡市内でも被害がでた局地的集中豪雨など、例年に比べると夏日も少なく物足りない夏休みだったかもしれません。また、直近で新型インフルエンザの流行も心配されています。健康に留意していただき　残り少ない夏を　満喫していただきたいと思います。