地盤改良
土地も決まり、家の形も決まったら地盤調査が行われる。現在戸建住宅のほとんどはスウェーデン式サウンディング試験により調査が行われ、その結果を元に地盤改良が必要かどうかを判断する。
地盤改良とは、建物を建てるのには地盤が軟弱な場合に地盤そのものを固めたり、又は杭を打ったりする事である。
例えば地面から4mの深さまでは軟弱な地盤でその下に強く良好な地盤が存在したら、4mの長さの杭を打ちその上に家を建てるのである。
改良方法を検討する材料は試験結果から得られた換算N値表や地盤の質や軟弱地盤の分布状況など色々専門的な内容があるのだが、大雑把に言うと次のようになる。
①軟弱層がGL(地面)-2mまで分布→表層改良工法
②軟弱層がGL-2m~8mまで分布→柱状改良工法
③軟弱層がGL-8m以上に分布→鋼管杭工法
①は地盤そのものにセメント系固化材を混ぜて固める工法。
②は軟弱地盤にセメントミルク(セメント系固化材と水を混ぜたもの)を注入攪拌して、地盤に柱状の杭を作る工法。
③は既成の鋼管杭を強固な地盤まで打ち込む工法である。
写真は②の工法の施工写真。作業は1~2日で終了する。杭の径は600mm。杭を打った分の土が地表に出てくるので、この土を処分する方法まで考えておくことになる。
杭の位置や地盤に対してどの高さまで改良するかは、建物の位置・間取り・基礎の形状などに密接に関わる。一度施工してしまうとやり直しはできない。
やはり、気が抜けない。
家づくりのつぼ- 現場監督 岡元 - 2008/08/03














