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設計ヒアリング ♯01

今回から何度かに分けて、私たち設計担当が初めてお客様と接触する初回ヒアリングのお話をしようと思っています。
場所はお客様のご自宅。これにも理由があります。それは後に・・・
まず、私たちにはお客様の初回ヒアリング行う前にいくつかの事前準備があります。

資金計画の把握・法チェック

住宅の建設資金は限られているのが一般的です。資金計画を参考にボリュームを想定します。ボリュームとは施工面積や仕上材等のグレード等のことです。
敷地には用途地域や防火地域など様々な制限が課せられています。そのような法的な制限によりある程度、建物の形状や設備は決まってきます。これが法チェックです。

お客様と接したマキハウスの全スタッフから細かい事まですべて聴取

まだお会いしたことの無いお客様の事を全て聞いていきます。どのようにして出会えたのか、人柄や設計契約に至った経緯などです。そのような情報の基、大事なのは私たちなりの外観や間取りの組み立てです。この聴取により余計な質問等を減らし限られた時間で充実した聞き取りを行うことができるのです。

敷地の調査

現地に敷地図・カメラ・スケール等を持っていきできる限りの情報を収集します。ライフラインを確認し、周辺状況を調査。隣地の建物の高さ・窓位置・庭位置・サービスヤードの位置等がどのように影響するかを把握します。予定地は平地ばかりではありません。地盤のレベル差や敷地の形状によって造成等が発生する場合があります。そのレベル差を計画に盛込めるかなどを想定することにより、コストを最小限に抑えることにつながります。

この3点が大きな事前準備です。この準備を怠るとヒアリングが十分に行う事ができずに満足なプランニングにつながりません。

このような事前準備を行い、お客様のご自宅に伺います。
ご自宅で行う理由の一つとしてスケール感覚があります。想像してみて下さい。
2.7Mのキッチンは料理しやすいですか?
8畳の寝室は広いですか?
1坪の浴室は狭いですか?
私たちは仕事柄様々な建設中の住宅やお住まいを体験する事が多い為、数値により空間を想像することが可能です。しかし一般の方はご自宅やご実家など生活体験の場でないと判断できないことが多いのです。
ご自宅では
毎日、利用されています2.5Mのキッチンの使い勝手はいかがですか?
現在の6畳の寝室は不便ですか?
お使いの0.75坪タイプのユニットバスは広いですか?
このように質問が変わり、空間そのものが傍にある事により容易に想像することが可能になります。

打合せ風景

それから、多くのお客様は新居に現在ある家具やインテリアをお持ちになります。家具の寸法はもちろんですが、私たちが直に確認したいのはテイストです。家具はイタリアン家具や李朝家具・古民家調などお客様の好みを反映させます。お客様が満足する空間を構成するためにも、お客様の好みを誰よりも理解する必要があるのです。
このような理由のためにお客様のご自宅で初回のヒアリングを行います。
しかし私たちが常駐していますギャラリーでは実際の住空間のモデルスペースがありリビングやキッチン・キッズルームなどを参考に打合せがスムーズに進めることも可能になりました。

内容が濃いため普段の打合せより少し長いですが、この初回ヒアリングはこれから始まる家造りの重要ポイントになるのです。
次回から私たちとお客様のヒアリングの様子を少し掘り下げながらお話したいと思います。

家づくりのつぼ- 設計・デザイナー 瀬戸 - 2007/04/27

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