木づかい
以前大工さんの手刻みについて紹介しましたが、今回は刻まれる相手である「木」。とりわけ「木を使うこと」についてお話しします。
世界的な環境破壊が問題となっている今の地球。みんなでエコを意識している中、木を使うことは木を切ることから森林伐採を連想される事があるかと思います。
しかしそれには誤解があって、適度な伐採は森林を育てる事になるのです。
現在、日本の森林の4割は人工林。この森林は何の手入れもせず放っておくとどんどん木が生えてしまい、養分を取り合った樹木たちは根もしっかり根付かなくなり、ヒョロヒョロの貧弱な木になってしまいます。さらに、無計画に育った樹木達が日光を遮ってしまい、土壌にも悪影響を及ぼしてしまうのです。結果、悪循環として貧弱な土壌が土砂崩れを起こしてしまったりします。
これを防ぐ為に林業では適度に木を伐採し「間伐材」として売り出し利益を得て、また森林の維持費にあてたりするのです。
しかし現在木材は輸入材が増え、60年前は8割を超えていた木材自給率が現在では2割を切っているそうです。つまり国産材が売れなくなっていて、日本の森を育てるのも困難になってきているということです…。
こんなマークをご覧になった事はありませんか?


上のほうは最近コンビニで割り箸5円のものに付いてたりしてますね!「3.9 GREENSTYLE」のロゴマークです。下のほうは国産の間伐材を使用した商品についています。両方とも日本の森を守ろう!という商品についているマークです。
京都議定書により、日本は1990年を基準として6%の温暖化ガス排出量の削減を目標としています。その中で、森林吸収枠は3.9%となっており、それを達成すべく発生したのが3.9 GREENSTYLEキャンペーンなんですね。
(興味のある方は→www.jawic.or.jp/kidukai/logo.php)
マキハウスは木造住宅で、加工も手刻み。木を加工するエネルギーは、鉄のそれとくらべて1/80で済みます!木造住宅を建てることを通して、「木づかい」ができたらいいなと思う今日この頃です!
槇の音!
そして… ご無沙汰でしたが<槇の音!>
木づかいという事で自然でアコースティックな音をご紹介。
ケニー・ランキンのソング・フォー・ユー。「haven't we met」「peaceful」といったすばらしい自曲をもつこの人ですが、このアルバムはカバー主体。ゆ~ったりとしたジャズが全体を占めますが、ボーカルも素晴らしければバッキングも素晴らしいです。夜寝る前なんかに白熱灯のランプで部屋を照らして、コーヒーでも飲みながらこのCDを聴くと最高に幸せな気分になります。内ジャケの中でケニーが抱えているアコースティックギターを見ると、また木づかいを思い出したりするのです。
家づくりのつぼ- 現場監督 岡元 - 2007/04/06














