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マキハウス ミラノオフィス通信

ミラノデザインイベント

最近の傾向なのかここ数年10月に入るとカッペッリ−ニ、ドリアデ、エドラなどといったイタリア家具メーカーのミラノのショウルームでは一斉にセールが始まります。
クリスマスシーズンを迎える前のちょっとしたお掃除ってとこなんでしょうか?
とにかく普段では買うことが出来ない高級家具でもセールでは手の届く価格に収まっていて非常に魅力的。
この時期はセールだけではなく、イベントをするメーカーも増えていてちょっとしたプチミラノサローネ状態になります。

カルテルでは今年4月ミラノサローネで発表したパトリシア・ウルクイオーラの椅子”FRILLY”をメインにカクテルパーティーが行われました。

今や彼女は世界のトップデザイナーとしてデザイン界に大きな影響力を持ち、そしてデザイナーとしての彼女のデザインプロセスは女性であることが大きなメリットになっているケースが多い。
例えば今回のこの椅子”FRILLY”は婦人服などの裾や袖口に施される装飾フリルからインスピレーションを得てデザインされた椅子でウルクイオーラらしい女性的でチャーミングな雰囲気が特徴です。

こういったデザインは女性であるからこそ得られるインスピレーションなのだと感心しました。
ミラノの小さなカルテルショップも大勢の人で賑わい、ウルクイオーラもたくさんのジャーナリストを相手に情熱的トークと笑顔を振りまいていました。

写真は彼女とカルテル社社長のルッティ氏。 

次の日はBALERI ITALIA社の企画展のオープニングパーティー。
BALERI ITALIAはフィリップ・スタルクをデザイナーとして最初に起用した会社で言わばスタルクを育てた会社といっても過言ではない。

社長はファッション業界で有名なNINO CERRUTI氏、会場内でも皆に挨拶して回り気さくな印象を受けました。
今回の展示会はトリノですでに開催された企画展をMILANOのショウルームで行ったもの。
展示内容は車と家具という2つのテーマでまとめられ、各テーマの共通点を見つけ出す展示であったり対象させて本質の部分を探るといったような凝った展示内容でした。
車と家具、速度と快適、素材と表面、最小と軽量、形と構造、発明と未来、虚栄心と外見などなど興味深い展示内容でした。

この展示会にあわせて結構しっかりとした本も出版されBALERI ITALIAの今後に期待大です。CERRUTI氏のコネクションなのか会場はデザイン関係以外にもモデルやファッション系の人たちも結構いました。同世代のデザイナーともたくさん出会い、デザイン話に花を咲かせながら飲み放題のシャンパンをたくさんいただきました。

K.O

ミラノオフィス通信- アシスタントデザイナー 内田 - 2008/11/18

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