
起点
マキハウスは約20年の間に、注文住宅を約900棟施工しお引渡しをして参りました。
20年間、品質・性能はもちろんのこと、特にデザイン性の向上にも努力しています。 家の間取り、デザイン、金額は、土地によって決まることが大半です。
果たして、土地に影響されず建てられる家はあるのだろうか?
ないのなら造れないものだろうか?
デザイン性に優れコストパフォーマンスも高い家が実現できないものだろうか?
このように考え始めたのが、2006年のこと。 これまでに培ったノウハウを注ぎ込み、世の中に存在しない商品住宅の開発を決意しました。
気づき
暖かい風が吹く、ある春の日のことでした。
ある土地に立ち、一日中そこに建築する家のアイディアを考えていました。 隣地の建物の影響で、決して陽あたりが良いとは言えない土地でした。
『せっかくの春日よりなのに・・・』
不安が募りました。ふと、空を見上げたその時、はっと気づきました。
『そうか、天窓から光を採り入れることで、土地に影響されない家ができるかもいれない。』
天窓から採光を満たすことで、東西南北に関係なく家を造ることができるのでは? この気づきから一気にcasa cubeの原型となるアイディアがまとまりました。
デザイン
デザイン性に最も影響を与えるものは窓の存在感です。
快適な空間と外観のスタイリッシュさを両立させるのはいつも難しい問題でした。 しかも、雨だれは窓から生じ数年後には折角の外観デザインを損ねてしまうこともあります。
しかし、あの春の日の暖かい風を上手く採り入れるには? 窓の役目は大きく三つ。採光と通気と景色です。 採光は天窓に任せることにし、通気のための細い窓を採用しました。
デザイン性と雨だれ防止の機能性も合わせた黒いスリットも開発しました。
常識を変える決断
誰でも大きな窓が欲しいもの。常識です。
しかし、外部からの視線を気にすることなく景色を楽しむことができるでしょうか? カーテンを閉めきっている時間の方が長いのではないでしょうか?
思い切って景色を捨てることにしました。
景色を捨て細い窓を採用することで、防犯性能も得られました。 デザイン上、もうひとつこだわったのがマットな白い塗り壁です。 例え安価であっでも安っぽくあってはならない。 いつまでも存在感を保つ家に仕上げたかったのです。
コストパフォーマンスの追求
外内両断熱など生活性能はしっかり採用し、それ以上に省けるものは徹底して省きたいと考えました。
商品を画一化することで、それが実現できます。 設計士との打合せも省くことできます。 木造住宅における工期の最短にチャレンジすることもできます。 つまり大幅な人件費を削減することができます。
流通コストを抑えるためメーカーに直談判し、部材が安価で安定して仕入れられるシステムも構築しました。
そうして生まれたのがcasa cubeです。
2007年の夏のことでした。










