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2017/04/10

スケルトンリノベーションの解体工事

リノベーションだから、できる

リノベーションカーサが手掛けてきたリノベーションの大半はスケルトンリノベーションと言って、既存の状態を全て解体して一度コンクリートの状態(スケルトン)に戻してから全く新しい空間として再生させるリノベーションです。まず解体。ここから全ての工事がはじまります。その解体工事の様子をご紹介いたします。

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こちらは元々のお部屋の様子。この状態から一気に解体スタートです。

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解体初日。徐々に解体作業が進み、電気の線や骨組み、壁の内側が見え始めます。

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工事中最も音がするのがこの解体工事。オーナー様に代わって近隣の方々へもしっかりとご挨拶をいたします。ゴミや埃の量もすごいですが、廊下やエレベーターなどの共有部分を汚してしまうことのないよう、現場に入る職人さんたちにも徹底して注意を促しております。

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解体3日目。壁が取り払われ、空間全体がむき出しになりました。ちょっとしたリフォームを想像していた方は、ここまでやるのかと驚きの光景だと思います。リノベーション=再生。この状態から新しい空間を再生していくのです。

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コンクリートに吹き付けられている断熱材も見えてきました。天井からは電気の線がぶら下がっています。壁の内側にあるものが徐々に見えてきました。

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解体7日目。ようやく全ての解体作業が終わり、廃材の搬出も終わりました。広さにもよりますが、解体スタートから搬出が終わるまで100㎡ぐらいで約5~8日ほどかかります。

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全ての解体、搬出が終わると、現場に入る職人さんたちが勢ぞろいします。大工さんを筆頭として、電気工事、給排水設備工事、家具工事、それぞれの分野の職人さんたちが現場を調査し、これから始まる工事を専門的にシュミレーションしていきます。

あるスタッフは、「プロ意識の塊が押し迫ってくる」と言いました。どんな電気配線がきているのか、給排水はどうなっているのか、計画通り図面通りに進めていくためにはどうすればいいのか。この状態でしか見えないものに職人さんたちは目を光らせ、隅々までチェックしていきます。図面では分からなかったリスクも見えてきますので、それを回避するための方法や対策を専門的に分析していきます。

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スタッフも入念に図面と現場をチェック。寸法を測って計画を再考していきます。

全てはこれから始まる工事をスムーズに進めていくため。そして、無事にお施主様にお引渡しを終えるため。理想の住まいを造るための大切な一歩です。