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2016/08/27
HIROSHIMA、「100年経っても世界の定番として」。
エトセトラお気に入りの椅子はありますか?
こちら、マルニ木工のチェア「HIROSHIMA」。
先日MARUNI COLLECTION FAIRでMARUNI COLLECTION2016の展示とともに、HIROSHIMAの誕生秘話を聞かせて頂きました。
日本を代表するデザイナーである深沢直人氏によって手掛けられたHIROSHIMA。
今年のミラノサローネでは、各国のトップブランドと並ぶHALL16に出展されました。
1928年創業以来、「工芸の工業化」を指針に職人の手仕事と機械の可能性を追求して来たマルニ木工。
長年培って来た技術と日本独特の美意識に、「日常生活の無意識の行動にも機能するように」と繊細に設計されたデザインが掛け合わされ、世界中から高い評価を得ている名作です。
一見シンプルな佇まいですが、背もたれのカーブが身体を優しく包みこみ、
何より木の手触りは、ずっと撫でていたくなるような心地よさ。
こちらの写真は大きな話題を呼んだ、ミナペルホネンのインテリアファブリックとのコラボ。
豊富なカラーバリエーションやデザインはもちろん魅力ですがそれだけではありません。
両面モールスキンのダブルフェイスによる生地は、使い込むうちに表面の糸がすり減る事で裏面の色が表れて来る特性を持っています。
「経年劣化」ではなく「経年変化」。時間が流れる中でその表情の変化を楽しみ、使い手が長く愛用出来るように。
そんな温かい思いが込められているそうです。
シンプルで、凛とした佇まい。シーンを選ばず色々なコーディネートが楽しめます。
国内はもちろん、海外でも見かける機会が今後増えそうで、楽しみですね。