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2014/11/10

「建材を考える」洋風の畳?上品なのに、意外と掃除も簡単な素材ボロン

エトセトラ

私達が住宅や建築のデザインを追求する上で、欠かせないことがいくつかあります。

その1つに”質”があると思います。
触った時の感触、柔らかさや、硬さ、心地よさ等、
ものから受ける印象は様々だと思います。

住宅の中で、それを一番感じるのはフローリングや畳などの床ではないでしょうか?
住宅で生活している上では、必ず触れますし、素肌で直に感じる素材ですので、
その質感は大切にしたいところだと思います。

そこで、今回ご紹介したい材料がADVANのボロンです。























新築やリノベなどを検討される方は、まず床材といえばフローリング、無垢材?
合板?複合?など考えられる思いますが、
少し、違うところで、洗面所や脱衣室などに是非使用していただきたい材料として
ご提案したいと思います。

簡単にご説明すると「洋風の畳」といった材料です。

畳ではい草が使用されていますが、
ボロンでは塩化ビニルを編み込んだ素材となっているため、
非常に丈夫で、吸水性がないので、飲み物をこぼした時でもシミにならずに
拭き取れます。

また、PVCでバッキングした二重構造となっている為、
ホコリやゴミが入り込まないので、簡単な掃除で綺麗にできます。

洗面所や脱衣室等の湿気が多くて水のかかる床材としても、
また、素足で触れる床材として柔らかく感じられる素材であることから
最適だと思います。
















また、デザイン性も高く、色が豊富で、織りも様々ですので
寝室や子供室などの床材にカーペットの代わりに使用して頂いてもよいかと思います。































ちなみに、マキハウスのショールームでも
キッズスペースの床材にはこちらを使用しています。
是非参考にしていただければと思います。
(写真:1.2 ADVAN  HPより)
(写真:3 マキハウス ショールーム内)