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2014/10/14

住まいの快適さを追求する「動線から考える」道路接道編

住まいの快適さを追求する

建物を建てる上で、
道路との接道が必要です。
またその幅員や種類によってその土地の価値が決まるくらい、
重要な要素でもあります。(路線価という目安もあるくらいです)


















(ベルギー:ブリュッセル-ギャルリ・サンテュベール
ヨーロッパ最古とも言われるショッピングアーケード)

人や車との接点の場にもなるので、
建物の顔として見られる場も多く、
デザインする上で機能性(防犯性含め)も合わせて、
考慮しなければならない箇所でもあります。


































(オランダ:アムステルダム
-KNSM島のファサードを考慮したインナーガレージハウス)

名著『都市のイメージ 著者:ケヴィン・リンチ』の中でも、
都市の印象を構成する5要素の1つにパス(道路)が以下の様に述べられています。

-観察者が日ごろあるいはときどき通る、もしくは通る可能性のある道筋のこと。散歩道や輸送路、鉄道など、多くの人々にとって支配的なイメージがあるエレメント。人々は移動しながらその都市を観察する。また、パスに沿ってその他のエレメントが配置される。














(ル・コルビュジェ サヴォア邸
HP:http://crownarchitect.blog121.fc2.com/blog-entry-3.htmlより 
近代建築5原則を表現した邸宅:車の動線を考慮した雨に濡れないピロティ)

接道するだけでなく、
どのような道路にどのように接道しているか、
それによって建物の作り方や配置を考える必要があります。


















(アメリカ:ニューヨーク-フラットアイアンビル
鋭角に交差する街区の角地特徴を活かした建築)

駐車のしやすさや、
雨にいかにして濡れないで家に入れるか、
清潔に保てる性能や耐久性を持つものが適材適所に置かれているか。
来客や住人にとってもてなしができた空間として出来ているか。
デザインと機能性を考慮しなければなりません。


















(チェコ:プラハ プラハ城裏の搬入口
-石に車輪跡がつかないように砂利の洗出しを施工)

弊社では以上を考慮された商品住宅や注文住宅を設計・施工しています。
HPに載せきれていない、もしくは載せられない施工例もあります。

御覧になられたい方は、
10月から新しくなった『マキハウスライフスタイルギャラリー』まで