安蔵里塾~自然農野菜による品種研究会
■8月18日(水)11:00~13:30
<安蔵里の食卓>
自然農野菜による品種研究会 『夏野菜いろいろ』
案内役:村上 研二さん ~農夫印~
いつも、一つの品目に絞って開催される品種研究会ですが
今回は絞るのがもったいないということで、
夏の旬野菜を集めて行われました。
初めに第二回のテーマであった「サマースカッシュ」の
種採り実演が行われました。
緑濃淡縞模様のナポリのズッキーニと
ヴェネトの白いイボイボズッキーニを6月24日に交配し、
7月28日に収穫し、この日まで追熟してあった実から種を採り出しました。
しっかりと充実した250粒ほどの種が出てきました。
「両親より育て易く、個性的なルックスの新種になったらいいなあ」とは村上さん。
この新種。来年、6月には伊都安蔵里でお披露目となるそうです。
また品種研究会でこの種を配布してくれるとのことです。
品種研究会生まれの新ズッキーニ!
将来、糸島の地ズッキーニとなるのでしょうか?期待しましょう!
それでは、いよいよ、夏野菜の試食が始まります。
まずはカボチャから。
日本で食されているカボチャは、
・モスカータ種(いわゆる日本カボチャの仲間)
・マキシマ種(いわゆる西洋カボチャの仲間)
・ペポ種(ズッキーニなどを含む)
以上3種に大別されます。
今回は3種の中で、完熟させて食べる品種が集まりました。
それぞれについて、蒸し焼きにしたもの、ソテーしたものを試食し
5感を働かせ、個性に迫って行きます。
1、Potimarron (マキシマ種・フランス)
2、Gill's Golden Pippin(ペポ種・アメリカ)
3、Jack Be Little Pumpkin(ペポ種・?)
4、Honey Boat Delicata(ペポ種・アメリカ)
5、Marina Di Chioggia(マキシマ種・イタリア)
6、Sucrine Du Berry(モスカータ種・フランス)
7、Upper Ground Sweet Potato(モスカータ種・アメリカ)

8、Winter Luxury Pie Pumpkin(ペポ種・アメリカ)
9、Flat White Boer(マキシマ種・南アフリカ?)
10、赤目(マキシマ種・?)
11、Zucchino Rampicante(Zucca D'Albenga)(モスカータ種・イタリア)
12、Kamo Kamo (ペポ種・ニュージーランド)
13、猿島小菊(モスカータ種・茨城)
14、猿島小菊×赤皮(モスカータ種・福岡)雑種第1代
15、猿島小菊×錦甘露ミニ①(モスカータ種×ペポ種・福岡)雑種第2代
16、猿島小菊×錦甘露ミニ②(モスカータ種×ペポ種・福岡)雑種第2代
(14~16は、村上さんによる交配品種です。)
以上、見た目もそれぞれの16種類のカボチャを食べ比べしました。
品種ごとに味、香り、食感に個性があってびっくり。
また6番のSucrine Du Berryで作ったスープも振舞われました。
じっくり煮込んだことによりやさしかった香りが、はっきりしていました。
香りを生かすもの。甘みを生かすもの。食感を楽しむもの。
器として、実の形、色を生かすものなど、
料理での品種毎の活用に、アイデアが膨らみます。
続いてオクラの試食。
こちらは蒸し焼きでの食べ比べ。
17、Milsap White(アメリカ・テネシー)
18、Harlow's Homestead(アメリカ・テネシー)
19、Star of David(イスラエル)
20、五角(?)
21、丸莢(八丈島)
オクラにも色々な品種があることに驚き、
そして莢の形、その断面に個性があることを発見しました!
さらにキュウリの試食。
こちらは生で塩をつけて。
提供して下さった、あおぞら農園:松本さんから品種について説明がありました。
22、四葉(中国系)
23、浅漬け1本(日本)
24、地這い(日本)
皮や果肉の食感、甘みなど
やはり品種毎に違います。
生食、浅漬け、長期漬けなど用途によっての使い分けが考えられます。
今回はまだ終わりません。
25、ヨウサイ(クウシンサイ)の塩コショウ炒め。
私の家ではこうして食べる等、意見が飛び交いました。
そして傍らのテーブルには
いろいろなバジルが置かれ、その香りの違いを確認しました。
26、シナモンバジル
27、タイバジル
28、スイートサラダバジル
29、レモンバジル
30、ライムバジル
31、リコリスバジル
32、スイートバジル
33、アニスバジル
34、雑種バジル
最後に29、30、31のバジルをブレンドしたハーブティーを呑みながら
振り返りを行いました。フレッシュのハーブティーは香りが本当に素晴らしく
みなさん感激していました。
皆さんそれぞれに、品種毎の個性を感じ
新鮮な発見を得られたようです。
今回は、今までになく料理に関しての意見が活発に飛び交いました。
「農家、料理人、食べる人が品種を通して栽培から料理、食事までを
共に考え、各工程において無理がなく、それでいて豊かな食文化を築くこと」
を目的としているこの会自体が、回を重ねることにより、
その目的へ向かって、ゆっくりと前進している。
そのように感じました。
野菜を味わうことの出来る幸せみんなで共有出来ることの楽しさ!
きょうも、本当に素敵な場になりました。参加者のみなさん村上研二さんありがとうございました。
来月の品種研究会は9月17日(金)11:00~13:30に開催です。
テーマは、“ナス”です!参加資格はありません。
お気軽におなかをすかせてご参加下さい
<次回の安蔵里塾>------------------------------------
■8月22日(日)13:30~15:00
<安蔵里の休日> 材料代別途500円必要
アレンジコーヒーを極める
講師:焙煎人岡餅:コーヒーサークル代表
そのまま、いただいても美味しい珈琲
アレンジ珈琲飲み比べ
色々な種類の珈琲豆を使い。
シロップやフレーバーなどで
アレンジ珈琲にして飲み比べしてみましょう!
安蔵里塾のお申し込みお問い合わせは
TEL
092-322-2222
NPO安蔵里事務局(濱口)までお気軽にどうぞ
伊都安蔵里プロジェクト- 濱口 - 2010/08/21














